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2016/01/11 19:04
A子「あー今年のバレンタイン彼氏くんにチョコレート用意しなきゃ!!」
「彼氏くんに好みの味聞いてみよっと♪」
・・・数日後・・・
A子「ね?彼氏くんナッツ系とベリー系どっちが好き?あ、ちょっと苦味あるの平気??ドライフルーツとかも平気?」
彼氏くん「あのさ、A子実はさ...そろそろ言っておきたいことがあるんだ...」
A子(なに..?まさか別れ話とかじゃないよね?...え、怖い..)
彼氏くん「いま、言わなきゃ将来君を傷つけてしまう。だから今言っておく。」
A子(え?まさか浮気?それとも既婚者だったとか...)
彼氏くん「どうしても僕はチョコレートが苦手なんだ。来月のバレンタイン君が愛をこめて僕に送ってくれるのは嬉しい。」
「だけど、その愛の形を僕は喜んで受け取ることができないんだ...。ごめん。」
A子「え?それだけ?」
彼氏くん「それだけ」
・・・その日の夜・・・
A子「別れ話とかじゃなくてよかった。彼氏くんも大げさなんだよね。」
「とは言え...困ったな。」
・・・次の日・・・
A子「ねー彼氏くんがチョコ苦手だって言うの。あんなに甘くて美味しいのに...」
友子「男の人ってわからないよねー。甘いのが苦手だって言うの意味わかんない。」
友美「そうだよねー。でも苦手なのを我慢してチョコ食べもらうのも違う気がしない?」
「私もちょうど彼氏さんに何を贈るか悩んでたところだから一緒に探そうよ」
友子「・・・・私は今年は特別仕様で自分になにか贈ることにした。」
「うん。特別仕様なんだから・・・」
A子「でも何がいいかな?ものを送るのもありだけど...」
友美「うーん、でもこの時期のチョコを逃すのはもったいないー!!」
友子「・・・わたしはチョコ買う。」
A子「悩むー!!というかチョコに目が惹かれてほかを探す気が起きないパターン突入中!」
友美「だよねー...このヘーゼルナッツが入ったやつとか、このベリーのやつとか。酸味が効いてておいしそう...」
友子「・・・チョコに合う飲み物でもさがすか。」
A子・友美「!!!!!」
「それ!いい!!!」
A子「それだったらこじ付けでチョコも買えちゃうじゃん!!」
友美「しかももの買うよりお手軽だし!!」
A子・友美「ついでも彼氏もコーヒー好きだし!!」
友子「・・・そのついでが欲しい。」
・・・1月末頃・・・
A子「そろそろ彼氏に送るコーヒー決めとかなきゃ!!」
「でも私コーヒーのことよくわからないんだよねー」
「困ったときはGoogle大先生に聞いちゃおう!!ネットでコーヒー豆も買えちゃうしね!!」
A子「へー、今コーヒーってちょっとしたブームになってるんだぁ」
「いろいろ検索もしてみよっと♪」
「わーいっぱい出てきた!!」
「ん?なになに?スペシャルティコーヒー??」
「これ良さそう!!」
・・・翌日・・・
A子「ね?彼氏くんナッツ系とベリー系どっちが好き?あ、ちょっと苦味あるの平気??ドライフルーツも平気?」
彼氏くん「あ、えっとこの間言ったと思うんだけど...」
A子「違うの♪チョコじゃないんだよーだ。」
彼氏くん「え?なになに??」
A子「秘密♡いいから教えて♪」
・・・2月初め頃・・・
A子「彼氏くんの好みはベリー系でちょっと酸味があるのも好きっと。ドライフルーツみたいな味も好きって言ってた。」
「あ、あんまり苦いのはダメだったっけ?」
「だったら・・・これだ!!」
「ついでにこれも買って二人で飲み比べちゃおうっと!!」
A子「いい買い物したー!!」
・・・バレンタイン当日・・・
彼氏くん「A子・・・チョコレート以外を用意してくれたかな??」
A子「彼氏くーん待った??」
彼氏くん「あ、きたきた!!」
(ん?あれってチョコレートショップの袋じゃんか...やっぱりチョコか...)
「A子その袋って・・・?」
A子「あ、これはいいのいいの!!私のやつ♪」
「彼氏くんにはこれ!!」
彼氏くん「おーーー!!いいじゃん!!」
「ちょうどコーヒーにハマってるところだったんだよ!!」
「早速ウチに行って飲もうよ♪」
彼氏くん・A子「いただきまーす!!」
彼氏くん「おっと俺のメインはこっちと♪」
A子・彼氏くん「おいしー!!幸せーーー!!」
・・・・・
こうして二人のバレンタインは甘くて酸っぱい。だけどちょっとだけ苦い。
そんな幸せな日になりましたとさ。
みなさんも二人のように相手のことを思ってプレゼントを選んでみませんか?
コーヒーがつくる素敵で楽しい空間が二人を盛り上げてくれること間違いなしです。