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2017/06/27 12:15
コーヒーの美味しさには様々なものがあります。
①コーヒーのその最大の特徴ある香りからくる美味しさ。
これは、なにも鼻で直接嗅ぐ香りだけでなく、口に含んだあと口腔内に広がり感じる香りも美味しさに大きな影響を及ぼします。特にコーヒーはこの部分が美味しさの大部分をしめてきます。みちくさでは下記のように表現することがあります。
- ジャスミンのような香り
- フルーティな
- 花のような
- フローラル
②誤解されがちな酸味による美味しさ。
酸っぱいコーヒーは苦手というのはよく聞きますが、ここに誤解があるパターンがよくよくあります。美味しくない酸味としては。
- コーヒー豆が酸化してしまい、酸化由来の酸味が味として感じられる状態。
- 豆由来の酸味ではあるものの質の良いものではなくただ強烈なもの。
1は量販店やスーパーで豆を買うとよく陥りやすいものです。
2は質の悪いコーヒー豆や極度の浅煎りの場合に感じる酸味です。これはただ酸っぱいですし、舌を刺すような味わいで決して美味しくはありません。
ここでいう美味しさの要因になる酸味とは、果物の酸味のような甘さを伴うもしくは甘さの補助的役割をはたすものです。
この果実ような酸味が感じられることで甘さや風味の素晴らしさをより強く感じられることができます。
みちくさでは酸味はこのように表現しています。
- オレンジ
- ベリー
- ヨーグルト
③口当たりの良さ 質感
口の中で液体がトロリと感じられるのかそれともざらつきを感じるのかつるりと流れるような味わいなのか。
ざらつきなくがないことが大前提で軽い質感なのか重い質感なのか。全体のイメージに大きな影響が出てまきます。ここがいわゆるボディ感や、コクと呼ばれるものに繋がってくる部分です。ただしあまり強すぎる質感は味わい全体の邪魔になることもあります。
- ラウンドマウスフィール(転がるような口当たり)
- バター
- ジューシー
などと表示していますが酸味との兼ね合いで別の果実などにたとえることも多くあります。例えばマンゴーなどの独特の質感のある果物は質感の表現に近い意味で使うこともあります。
④甘さ 甘いものやっぱり美味しい!
コーヒーが甘い。と言われてもはっきり想像できない人も多いかもしれません。砂糖のようにはっきりとした甘さがあるわけではありませんのでそれも当然かもしれません。
しかし、コーヒーのオイル分や酸味の影響などで甘さを感じさせる味わいはコーヒーの中に確実に存在します。
この甘さ。というのがやはり美味しい!に繋がるのは誰も否定はできないと思います。僕の考えとしてはオイル分による甘さをキャラメルやミルクのような。酸味に助けられて感じられる甘さをハチミツや、果実のような。と二分してい考えることが多いです。この酸味に助けられる方が強いとエスプレッソ向きなのかな?とおもっているところです。
- チョコレート
- ハチミツ
- キャラメル
などと表現させてもらっています。
この他にも様々な味わいや香りが混ざってコーヒーの美味しさは作られていくのですが個人的にはこの4種類の風味を大切にしています。
どれも強さでとらえず質の良さで捉えることがより美味しさを作ることに繋がると思います。
みなさまも少し意識してコーヒーを飲んでみると新たな楽しみ方が見つかるかもしれません。